贖罪と救済

カスハラ

自分がターゲットになってしまった理不尽なクレーム対応をしていると、ふとこんな気持ちになることがあるかも知れません。

これって全部自分のせいなんだ。

明らかに威嚇・恐喝が含まれた発言が続くと

ダメージを和らげるために必死で防御反応が働きます。

その状態が長期間続くと、自信の喪失や自尊心の低下を招き、思考力や判断力が奪われてしまう場合があります。

そうなると、なんでもかんでも自分のせいなんだという思い癖が発動します。

そこに加えてうつや引きこもり、攻撃的な感情を併発してしまうと、社会生活にも支障をきたしてしまいます。

本来、そんなことがあってはいけないのですが

このことが原因で仕事や日常生活を奪われることになってしまったケースはたくさんあります。

だからこそ、国もカスハラ対策に重い腰をあげた訳ですが、予防だけでなく、もう既に被害に遭われている方々の救済も必要だと強く思います。

いわゆる「被害者」と属される方々のフォローは

「加害者」と属されるひとの贖罪や教育や社会復帰の取り組みに比べると、あまり充実していない印象があります。

願わくば、パワハラ防止と被害者の救済が同時進行で整備されていけば良いと思います。

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