顧客対応を担当する従業員の実名を公表しないようにする動きが出ています。
カスハラ対策の一環で、対面でも非対面でも偽名を使うことで、従業員のプライバシーを守る仕組みです。
私自身、顧客対応に従事するものとして、この取り組みは大いに賛成ですし、早く実現して欲しいと切望しています。
ただ、この取り組みに反対しているひとが一定数いると知った時、衝撃を受けました。
何故かって、こんな理由を挙げている方がいらっしゃったからです。
実名じゃなきゃ通常の指摘どころかお礼をいうこともできないじゃない
…え?なんで?
と思いました。少なくとも私は。
例えば、さくらという偽名を使っている従業員に何か言いたいと思った時、さくらという偽名を使っている従業員の実名を知らなければ言えない理由ってなんなのでしょうか。
偽名だろうがなんだろうが、お礼でも苦情でも問い合わせでも言いたければ言えば良いと思いますし、実名にこだわる理由が正直分かりません。
なんかね、クレーマー気質の粘着性とか陰険さを感じるのですが、私の被害妄想が過ぎるんですかね。
自分に不快な思いをさせたこの従業員を社会的に抹消してやる! くらいの執念で偽名反対とか言っているのでしょうか。
…あぁ、これはいけないですね。
反対意見を言っているひとが全員クレーマーであるという前提で話を進めてしまっています。
でも、その従業員が実名か偽名かなんて、利用者には全く関係ないと思うんです。
「わざわざ」反対と手を挙げるところに自己都合な不満が見え隠れしているようにみえることが、どうか私だけにみえている妄想でありますように…。
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