想像してみてください。
電話を取ったら、お客様が何だかあれこれと自己中心的な思いをぶつけて正当化してきています。
自身の貴重で大事な時間を使って、自分は偉いんだ崇めろひれ伏せろと必死に訴えていますから
感情も大きく揺さぶられているご様子です。
もちろん認めてもらえず、崇められず、ましてやひれ伏されることもなく、最後は一方的にガチャ切りしていました。
この取組みについてこのお客様は誰からも報酬をもらえませんし、褒められることもないでしょう。勝手にエネルギーを使い果たしていただけのように見受けられましたがこれって、本当にスカッとしているのでしょうか。
このお客様はこの後、気持ちよく、清々しい気持ちで過ごすことができているのでしょうか。
その点、私やあなたは、このお客様の対応に対して「対価」をもらっています。
誤解を恐れずに言えば、私もあなたもただ鳴った電話に対応している会社や組織の代表者であり、お客様と同じ立場ではありません。
対価をもらっているので、クレーマーの惨めな心情に同情する義理はありません。不快な思いを抱く必要もありません。
考えて見れば当たり前ですし忘れてしまいがちですが、この差って大きいと思っています。
あなたもどうか自身を持って「これでお金もらってるんだよこっちは!」というバリアを
存分に張り巡らせて欲しいと思います。
…でも、キツいですよね。
そのキツさが少しでも和らぐ術を、これからもっと共有していきます。
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